「了解」と「承知」の違い!敬語やビジネスとして使えるのか!?

違い

意味が似ている「了解」と「承知」。

違いが分かりにくい言葉ですよね。

「了解」も「承知」も分かったというニュアンスですが、細かい意味や使い方に違いはあるのでしょうか?

 

今回はそんな「了解」と「承知」の意味や違いについてご紹介します。

もしあなたが敬語として、ビジネスシーンで、「了解」と「承知」をなんとなくお使いなら是非チェックしてみて下さい。


■記事の目次

スポンサーリンク

「了解」と「承知」の意味

まずは「了解」と「承知」の意味について確認しておきましょう。

[memo title="MEMO"]「了解」の意味
物事の内容や事情を理解して承認すること。
ディルタイ哲学で、文化的、歴史的なものを生の表現とみなし、その生を追体験によって把握すること。[/memo][memo title="MEMO"]「承知」の意味
事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。
依頼・要求などを聞き入れること。承諾。
相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。[/memo]

「了解」の意味には理解して受け入れている点が含まれているのに対して、「承知」は単純に知ったという意味で使えるようです。

「了解」と「承知」の違い

「了解」は理解して受け入れることなので、例えば相手が言いたいことは分かったけど受け入れがたい場合に「承知」との違いがハッキリと分かれます。

「承知しました。」

「了解はできない。」

言いたいことは分かった=承知、受け入れがたい≠了解となるわけですね。

 

「承知」は相手の主張を自分が受け入れたかどうかを曖昧にできる表現という点で「了解」と違い、相手との衝突を避けたい時に「取り敢えず言い分は分かった」という意味で使える便利な表現とも言えます。

この点で「承知」はいかにも日本的な表現ですよね。

 

また、「了解」は少しくだけた表現なのに対して、「承知」は丁寧な表現という違いもあります。

もしくだけた表現が失礼にあたる相手に「了解」を無意識に使っている場合は注意が必要。

「了解」と「承知」のニュアンスの違いの一つとして、「承知」には謹んで受けるというニュアンスを含むという違いがあるからですね。

 

もちろん、「了解」という言葉自体には失礼な意味はないのですが、より相手を敬ったような意味のある「承知」の方が目上の方に対して使うのに適しているということです。

細かな違いではありますが、人によっては「了解」という言葉を使われることに不快感を感じてしまう方もいると思いますので、時と場合に応じて上手に使い分けていくのが良さそうです。

「了解」と「承知」、敬語の場合は?

次に敬語として「了解」と「承知」が問題なく使えるのかを見てみましょう。

 

まずは「了解」から。

よく使うのは「了解しました。」という表現ではないでしょうか。

これは「しました」を付けることで丁寧語としては成立しているのですが、謙譲語にはなっていませんので目上の方に対して使うのは不適切になります

「了解です。」になると丁寧語でもないのでもちろんNG。

 

では「承知」ならどうでしょう。

「承知しました。」は謙譲語にあたるので、目上の方に対して使うのは適切です。

「了解」と「承知」、ビジネスで使うには?

「了解」と「承知」には謙譲語かどうかという違いがありました。

その点から、ビジネスで使うのに適しているのは「承知」の方になります。

ビジネスマナー研修ではより丁寧な「承知致しました。」が推奨されるケースが多いようです。

 

特に得意先に対しては「承知」が適切で、もっと丁寧に表現するなら「かしこまりました」を使います。

「かしこまりました」の場合は理解した上で承る意味まで含みますので、より丁寧ですね。

「了解」と「承知」の個人的見解

以上、「了解」と「承知」の意味や違いについてお伝えしました。

一般的なマナーとして目上の方に使うと失礼とされる「了解」ですが、私は相手によっては使っても良いと考えています。

 

というのも、「了解」と「承知」の違いを厳密に理解して意識している人ばかりではありませんし、会社の上司に対してそこまで丁寧に接するのは距離感も出てしまいます。

だから私は身近な先輩や上司には敢えて「了解」を使うようにしています。

スポンサーリンク

この記事を読んだ方はコチラも読まれています。

data-matched-content-ui-type="image_card_stacked"     data-matched-content-rows-num="4,2"     data-matched-content-columns-num="1,2"